当社は「津軽の風を日本の力に ここからTSU-NA-GA-RUひと・ミライ」を理念に、青森県沖日本海(南側)での洋上⾵⼒発電事業を通じて、青森県内及び国内経済の発展と日本政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現への貢献を⽬指しています。
2024年12⽉に株式会社JERA、株式会社グリーンパワーインベストメント、東北電⼒株式会社の3社で構成するコンソーシアムが、再エネ海域利用法に基づく「青森県沖日本海(南側)における洋上風力発電事業」の事業者として選定され、現在、当社を通じて事業を推進しています。
本海域は非常に風資源に恵まれたエリアであり、国内における着床式洋上風力発電事業としては最大規模となる発電設備出力615MWを計画しています。洋上風力発電は、四方を海に囲まれた日本の風資源を最大限に活用した大規模かつ持続可能な発電方法であり、2050年カーボンニュートラルの実現を目指す日本において、極めて重要な役割を果たします。津軽の豊かな風から環境に優しいエネルギーを生み出すとともに、本プロジェクトを通じて、漁業・地域振興、雇用創出・人材育成等の産業活性化に取り組むことで、一層活力溢れる青森、日本にしたいという強い思いをもっています。
この大きな目標は、我々だけの力では到底成し遂げられず、協力企業や地域の皆さまと一体となって取り組むことで、はじめて形にできるものであると考えています。2030年6月商業運転開始までの開発・建設期間及びその後の運転期間を通じ、関係各所の皆さまのご理解・ご協力を賜りながら、互いの知見や経験を共有し、ともに本プロジェクトを作りあげていけるよう、事業者としての責務をしっかりと果たして参ります。
青森県、日本、さらには世界の皆さまのご期待にお応えし、それを超えるプロジェクトとなるよう、一つ一つの課題に真摯に向き合い取り組んで参ります。今後とも、ご理解とご協⼒を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
つがるオフショアエナジー合同会社
代表社員 株式会社JERA
職務執行者由井原 篤